土を作る手順と注意点

こちらでは、自家栽培の土を作る手順を紹介します。

土を掘る・耕す

土を掘り起こす前に、土の酸度を調べておきましょう。日本は雨が多いため、土が酸性になりやすいのです。酸度が高すぎると植物が育ちにくいので、酸度測定液で土のpHを測っておくことをおすすめします。

野菜によって酸度の目安が異なるので、育てたい野菜と土の酸度があっているかを確認します。育てたい野菜よりも酸度が高い場合は、後で撒くために石灰をを用意しておきます。

まず土をシャベルで20~30cmほど掘り返しながら、 雑草や小石を取り除きます。虫やミミズなどの生き物も取り除きます。この土の掘り返しは大変重要なので、手を抜かずに行いましょう。

掘り起こしが終わったら、鍬で土を耕します。鍬を使って土の塊を小さくし、フカフカにしていきます。こうすることで水や栄養素、酸素などを植物の根にしっかりと届けることができます。

堆肥・肥料を撒く

酸度を中和させたい時は、石灰はここで撒いてください。商品によって撒く量は異なるので、注意書きをよく確認してください。肥料を土に入れたら、鍬を使って土全体を混ぜます。

野菜を植えるための畝を作る

土を盛り上げる部分を畝と言い、野菜作りには欠かせない要素です。土を一度平らにし、東西方向になるように谷になる凹んだ部分を鍬で掘り下げます。谷ができたら、野菜を植える箇所を平らに整えます。

土を殺菌する==

土の中には虫や菌が多く生息しているため、殺菌・殺虫をして野菜が健康に育つ環境を作ります。