初心者向けのミニトマトを育ててみよう

自家栽培は気軽に始められるのが大きな特徴ですが、最初から育てるのが難しい野菜に挑戦してしまうと、なかなかうまく行かずに心が折れてしまうでしょう。こちらでは、初心者向けの野菜を紹介し、またその中でも人気のミニトマトの育てるコツについてお知らせします。

初心者向けの野菜

基本的に葉野菜は初心者向けのとても育てやすい野菜です。レタス、ベビーリーフ、ほうれん草、大葉やしそなどが該当します。室内でも育つので、ベランダや庭がなくても栽培できます。葉野菜以外に育成が簡単なのは、ナスやトウモロコシ、ミニトマトなどが挙げられます。

ミニトマトを育てるコツ

ミニトマトは種子から育てるのは難しいので、苗を購入するようにしましょう。色は濃い緑で、葉のつやが良いのが健康な苗です。葉がしおれていたり黄色くなっている苗は選ばないようにします。土は排水性の高いものを用意してください。苗を植える鉢やプランターは、浅すぎるとうまく育たないので、深さが30cm以上あるものを使用します。

また、早く育てたいからといって頻繁な水やりは現金です。もともと、トマトは雨量が少なく日照量が多いアンデス地方が原産のため、水をたくさん必要としません。水やりをしすぎると逆に根腐れを起こしたり、実の甘みが少なくなったりします。

水は土の表面が乾いたのを確認してから、鉢底から溢れるくらい与えます。この時、葉や茎に水がかからないよう注意してください。

枝や葉も適宜間引いていきましょう。あまり枝や葉が茂りすぎると、栄養がそちらに行ってしまい、実まで行きわたらなくなってしまいます。