農業についての知識

このサイトでは、農業に関する情報をお知らせします。農業の歴史、気軽に始められる自家栽培について、また農作業の合間の気分転換などを中心にお伝えしていきます。

農業とは

農業とは、生産物を得るために植物、動物を育てることを言います。広い意味では、農産物の加工や林業なども含まれます。有史以来、人間の歴史上ほとんどの人口が農業に従事していました。

農業によって生計を立てている個人、世帯を農家と呼びます。

農家の定義と種類

日本では農家の定義が法律により定められており、経営耕地面積が10a以上の個人世帯を農家と呼びます。経営耕地面積が10a以下の場合は、年間の農産物販売額が15万円以上の個人世帯のみ農家と定義されます。

農家の中にも、専業農家と兼業農家という区別がありますが、専業農家とは世帯のメンバーに農業以外の職業に従事している人が一人もいない農家を指します。世帯で一人でも他の職業に就いている人がいれば兼業農家となります。

日本では、明治時代から第二次大戦までの日本は、専業農家の数が兼業農家の数を大きく上回っていましたが、戦後に兼業農家が増加し始めました。1950年には専業農家と兼業農家の数がほぼ同数になり、以後現在まで兼業農家が専業農家より多くなっています。